2015年4月25日土曜日

前後オーリンズの感想



気温15℃、路面温度は人肌程度か。
欲を言えばあと2〜3℃上昇してくれるとありがたいが、最早路面温度に気を使う程ではない。

1198での箱根某所は今年初。
少しひんやりとした空気が心地良い。

ただ、今朝は冬用のツナギで、少しばかり各関節の可動範囲が制限される。
使用頻度が低い所為か、加えてこのツナギは少し堅い。
また、ブーツも新調したTCXで、何より前後の足回りをオーリンズにアップデートしてある。

今日は各部を馴染ませる事が第一義であり、何より僕自身を慣れさせる事が目的だ。

そしてその件のオーリンズ。
バイクでの足回り交換なんて初めてで、というかバイクに関しては殆どすべてが初めてになる
僕にとって、このオーリンズの印象は兎に角”堅い”。

金属の突張り棒を押すような硬質な感じではなく、分厚いタイヤを押しつぶすような。
勿論、まだナラシの段階であるしオーリンズの推奨値のままなので今後印象は変わってゆくだろうとは思う。

それにしても、随分な高荷重設定だなあというのが正直な所だ。
馴染んだとしても、若干プリロードは抜いた方が箱根某所では恐らくベターであろう。

ただ、堅いとは言ってもポンポン跳ねてどうしようもない訳ではなく、収まりは抜群に良い。
細かいギャップの吸収は相当上品に思う。

曲がりに関しては、どっしりしていると言うかかっちりしていると言うか・・・。
前の純正サス(ショーワ製)では少しバタバタしていた所も難なくいなしてくれる。

タイヤのグレードが二つくらい上がった感じだ。
ただしこの辺はムルティが前後オーリンズだったので、何方かと言えば想定の範囲内。

驚いたのがブレーキの効き方。
別にブレーキは何もしていないのだが、前と比べてみても異常に効くようになった。
皮むき前後のタイヤでは効きがまるで違うが、ちょうどそれに似ている。

(恐らく)バネレートが上がっているのでタイヤを路面に押し付ける力も増加し
結果そうなったのだろうと思う。

奥まで突っ込めるようになるのは嬉しいが、今までより短い時間で今までよりも大きな
制動力を発揮させる事になるので、下手を打てばカラダがついていかずリズムが狂ってしまう可能性がある。

この辺はコーナーの組み立てから再考しようと思う。
ただ、どのコーナーでも以前よりも不安無くコーナーにアプローチ出来るので
これは慣れたら相当面白くなる。

僕は一号車の時の事故以来、得意だった右コーナーが逆に不得手になり、事実今朝も
右と左のタイヤのエッジの溶け方が露骨に違う程なのだが、オーリンズによってそれが
少しでも緩和できたら幸いだ。

少なくともそのキッカケにはなってほしい。

今朝は以前との違いを認識する為だけの、その程度の走りだったが、それでも
今日の箱根某所は本当に気持ち良かった。

そう思える程度のは充足した時間だった。

何よりフロントフォークのアウターチューブがブラックに変わった事により
より一層統一感と精悍さが増した我が相方1198に対する満足感。

思わずにやけてしまう(笑)。

バイクは見てるだけでも楽しい。
走ればもっと楽しい。
ただし、ルールとマナーは遵守して、だ。

さて明日はS2000。
早起きしなきゃね。


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